ランチのちワイン、時々トラベル。

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2009年 10月 20日

小判寿司(こばんずし)

小判寿司      満足度:★★★★★
(*10月中旬来店)

昆布〆にしたり醤油漬けにしたり、
タネにさまざまに「仕事」を施すのが江戸前寿司ですね。
仙台にも「三陸前」と呼ばれる寿司はありますが、
ネタの良さに頼っているためか面白みが感じられないなあというのが私個人の感想でして、
食べるなら「江戸前」の職人技を堪能しながらいただきたいと思っています。

仙台の江戸前寿司の中でも「味・値段・雰囲気」ともに満足できる「小判寿司」さん!
真面目に丁寧に仕事を施したお鮨がとても手頃なお値段でいただける「うるる一押し」のお店です。  
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            美味しいものがひしめき合う「文化横丁(ぶんよこ)」にあります。

派手ではないけどキラリと光る心意気があるそんな旨さがあるお鮨に出会えますよ(^^)
酒好きに嬉しい宮城の地酒も豊富にあります
こんなに宮城の地酒を網羅している寿司屋はちょっと見かけません。
そして、女性一人でもカウンターで握りをいただけるくらい和やかな雰囲気は、
ご主人の温かいお人柄のおかげでしょうね。
私が初訪問した時はお一人様ランチでしたが、
一見さんだったにもかかわらず気さくに話しかけて下さって良い気分で食事できたことを憶えています。

*お鮨やさんは基本的にカウンターでの食事で他のお客様もいらっしゃるため、
ほとんど写真をとったりしないのでブログ記事にはしないのですが、
「小判」さんの名前を紹介する事が多くなったので今回だけ記事にしてみたいと思います。
場の雰囲気を壊さないため、
シャッターはフラッシュなしで一度限りですので、
見づらい写真があったらごめんなさいです(汗)



1階カウンター席とつけ場。
ネタケースの中には氷が敷かれています。
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おきまり
握り:「広瀬(1,575円)」、「みちのく(3,150円)」、「仙台(4,200円」、「政宗公(5,250円)」
つまみと握り:「松島(5,250円)」、「蔵王(6,300円)」、「伊達62万石(10,500円)」。
昼も夜もおきまりは同じ値段ですが、お昼はお椀がつきます。
女将さんのあら汁が旨いので昼にも行きたくなる(^^)

うるる家は、その日の懐具合に合わせて「おきまり」の中から頼みます。
そして、その時のお腹の空き具合で「鮨中心で」とか「つまみ中心で」とか相談します。
鮨だけのおきまりもありますので飲めない方でも安心。
もちろん、お好みで頼んでもOKです。

小判さんのいいところは、
時価もしくはいくらか分からない「おまかせ」が基本なのではなくて、
値段が決まっている「おきまり」がちゃんと壁に明示されているところ。
これなら明朗会計でお勘定を気にせずお食事できますね(^^)/
お昼にはビジネスの方が、
ランチ限定の800円〜のちらし寿司を召し上がったり、
1000円〜の握りで元気をチャージされていますよ♪


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寒い日でしたので、
お燗をいただいて体をほぐしていきます。
小僧山水 純米 :一迫(金の井酒造)・・・「綿屋(わたや)」なども作っていますね(^^)
精米歩合:60% 日本酒度:+4 酸度:1.6
スッとしたキレも感じますが優しい膨らみがある上品な旨口。
お燗をつけてもらうと、ことさら純米らしい米の香りが立ち上ってきます。

つまみと鮨のおきまり 「蔵王」 6300円
【おつまみ】
一品目
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白魚(生)

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白魚(酒蒸し)

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漬けマグロ

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もってのほか(お浸し)

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蒸し雲丹

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大吟醸の酒粕で漬けた鱈子
美味しくておかわりしました(^^)
日本酒に合うのだもの。

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金龍 純米吟醸:一ノ蔵
精米歩合:55 日本酒度:+3 酸度:1.7
太さを感じるけど重くはない、
さらりとしてはいるけど軽くはない・・・、
けれども決して愚鈍な感じではなく、
口の中で舞い上がるような酒。
重めの純米も良いけど、
鮨と合わせるにはとても良い重量感だと感じました。


【お鮨】
赤酢と塩のみで合わせ酢を作り砂糖を利用しないのが伝統的な江戸前といいますが、
小判さんの舎利も赤酢を強めに利かせてある甘さがかなり控えられたものです。
白酢・塩のほかに砂糖を混ぜた合わせ酢でつくる現代風の甘い舎利に慣れていると、
最初はビックリなさるかもしれませんが、
赤酢のコクと酸味が仕事を施されたネタとても良いバランスです。
握り加減も、口の中ではらりとほどける良い塩梅。
煮きり醤油が刷毛でぬられていますので、
出されたらそのままいただきましょう。
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小肌(2枚)新子の時期が終わっちゃいました。
小肌を食べればその店の腕前が分かるという方もいますが、
文句の付けようがない完璧な〆加減です。

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べっ甲ソイ
ソイの中でもこのべっ甲ソイが一番美味しいらしいです。
コリコリとよい食感。
塩と酢橘でいただきます。

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鱒之介
とろけるね〜。脂が旨い!
所謂、キングサーモンの一種です。
サーモンの臭みが苦手な私ですが、
旨味以外の余計な臭みは一切感じません。

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鯖(昆布のせ)
これ、最高に旨い!!
昆布の香りとやや強めの〆加減の鯖が融合。
鯖は少し干してから漬け酢の入れてるのかな?
身が締まっていて脂がさらさらしている。

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〆鯖つまみ
あー、酒がどんどんなくなるよー(>_<)

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赤貝
名物の一つ。閖上産の赤貝。
閖上産は香りが良いので有名ですね。
東京の高級寿司屋にほとんどが流れちゃうようです。

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するめいか(茹で)
山葵醤油で。

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赤貝のヒモ
細く巻かれた海苔の香りがまた良い!
歯ごたえ満点のヒモの香りもとても良い。

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ミョウガのお醤油漬け
こういう箸休めが嬉しい。
シンプルにミョウガの旨さが味わえる。

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スルメイカ(酢味噌)

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笙鼓 純米大吟醸:一ノ蔵の蔵元最高峰酒
精米歩合:35% 日本酒度:-1〜+1 酸度:1.1〜1.3
本当は食前にきりりと冷やして飲みたいお酒。
ですが、最後に来て目にとまったので頼んでみました。
一ノ蔵ってほとんど飲まないのですが、
この大吟醸は35%まで米を削っているのに、
香りが全面に出るのではなしに随分と米の旨味を感じます。
白木蓮のような香りのする大吟醸。
もったいないけど、食中にもいけると思います。

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中トロ
うんうん!もちろん旨い!
今日は控えめな中トロさんですね。
いつもだと蛇腹なゴージャスなヤツがでてきます。
寝かせ方がいいのか、口に入れたときのなじみ方に恍惚。

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スルメイカ
隠れた名品!
あまーくて濃いお味は、赤酢舎利にも負けていません!
烏賊の歯ごたえはありますが滑らかな舌触りに悶絶。

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焼き穴子
塩でいただきます。
ちょっと香りが弱いかな。

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穴きゅう
濃いめの煮詰めでいただきます。
純米酒が欲しいね。

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車海老(蒸し)
江戸前と言ったらコレを食べなくちゃ。
生きているうちに茹でた証拠に、
ちゃんと頭のギリギリでムキムキされています。
線維の具合が良いですね。

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マンボNo.5(筋子ときゅうり)
へえ〜、そういう名称があるのですか〜という話題から追加してもらったもの。
筋子が少ししょっぱいかな。
もう少し、塩分控えめの方が好き。

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塩辛
人生初!の塩辛。
市販のものは食べる気がしなくて、
これまで未食でした。だって、見た目が・・・ねえ。
「塩辛、食べたことが無いんですよ。」と打ち明けたら出てきました。
しかし、小判の塩辛は旨かった!
塩辛好きの主人曰く、
「こんなに旨い塩辛は滅多にない。これでデビューできて幸運。」と言わしめたほど。
臭みをほとんど感じない塩辛は、
柚子と一味が利いている爽やかなお味。
いやー、旨いです。
ご主人に作り方を教わったので、後日レポしたいです。

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玉子

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かんぴょう
〆はご主人のコレでなくちゃ。
こちらのかんぴょうが大好物です。
かんぴょうが美味しくない江戸前寿司屋は論外だもの。


今回も、たくさんいただいて満腹満足の一夜でした。
なんと、これで諭吉2人でちょっぴりおつりがきます!
(何だか、今回は少しサービスしてもらったような気がするけど・・・)
お勘定するときに申し訳なくなるほどです。
仙台でも東京でも、
お金を出せばもっと良いお鮨を食べられるかもしれませんが、
一人壱万円でこれだけのものを出して下さる寿司屋は、
なかなか見出しがたいのではないでしょうか。

寿司屋に行くことが特別な行事ではなく、
その時の旬を鮨で感じるという日常に寄り添っている「小判寿司」さん。
季節毎の楽しみとして何度でも足を運びたくなる、
うるるオススメのお店でした。

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文化横丁のネオン。
なんだか昭和〜って感じで落ち着きます。


【お土産編】
太巻き 800円だったかしら?
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大好きなかんぴょうと穴子が入っている
地味なんだけどじんわりと旨。

ちらし寿司2500円(1200円・1700円・2500円の3つ。値段の差は具による。)
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江戸前らしく全て仕事がされた具。
鮑・筋子・小肌・蒸し海老・煮穴子・白魚・カステラ・練り物・椎茸・ガリ・でんぶ・蓮根など、
たくさんの具が入っています。
1200円のちらしはコチラ→小判寿司 お持ち帰り

「小判寿司」
住所:宮城県仙台市青葉区一番町2-3-41(文化横丁内)
電話:022-222-0354
営業時間:(昼)11:30〜14:00 (夜)17:00〜22:00
定休日:日曜、祝日
小判寿司HP
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by exia00 | 2009-10-20 17:08 | 寿司


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