2009年 11月 21日

芸術&美食の秋〜ザ・リッツ・カールトン東京 ホテル編①

日本で「リッツ・カールトン」と言えば、ご存じのように「大阪」が有名ですね。
調度品などのハード面の上等さはもちろんのこと、
ゲストを家族のようにもてなしてくれる温かさと、
要望には決してNOとは言わないリッツらしい心配りは、
ホテルマニアにとっては憧れの存在とも言えるでしょう。
それに比べて「東京」の方は、
皆様の期待度が大きい分だけ厳しい評価が下されていたので、
興味はあるものの宿泊をためらっていました。
開店から2年ほど経つしそろそろソフト面が安定してきているはずという思いと、
旅のメインイベントである国立新美術館から徒歩10分以内という立地から、
今回はリッツ東京にステイすることに決めたのですが、
結論から言うと・・・想像していたよりも満足度が高かったです!

色々な意見があるようですが、
ミッドタウン内なので、お買い物や観光にも良いですし、
アクセスの良さや六本木界隈の美術館巡りをするときの立地の良さは抜群。
内装や調度品は豪華ではないけどモダンで軽やかさがあって東京に合っているし、
特にクラブラウンジスタッフのホスピタリティが素晴らしかったと思います(^^)
「紳士淑女であるお客様をお迎えする私たちもまた紳士淑女であれ」というリッツの精神は、
実は以前から職場の接遇教育において存じていたのですが、
「また、リッツに帰って来たいなあ。」と思わせてくれる数々の温かいおもてなしは、
何より心に残る素敵な思い出となりました。


DSCF7932.jpg
ホテルのエントランス

DSCF7930.jpg
見上げると〜〜

DSCF7931.jpg
おお〜!!でっか〜い!!
周りの高層ビルより更にノッポさんです。
東京で一番の高さを誇るらしいです、今のところ。


map1-rits-tokyo.gif
                              周辺地図〜一休.comよりお借りしました〜

芸術やビジネス、最先端のエンターテイメントが行き交う街―六本木「東京ミッドタウン」。
美術館やホール、話題のレストランやショップが広大な緑とともに共存する複合都市です。
「東京ミッドタウン」のシンボルタワーとして東京で一番の高さを誇るミッドタウン・タワーの
グランドフロアから2階、そして45階から53階に「ザ・リッツ・カールトン東京」があります。
最高のロケーションと至高の眺望のもと、最上の贅沢と心温まるおもてなしで
お客様をお迎えいたします。



DSCF7929.jpg
可愛いリッツのライオンちゃんがお出迎え。

DSCF7928.jpg
グランドフロア(1階)から入って、
エレベーターで45階まで一気に上がります。

DSCF7920.jpg
45階がロビー。
メインのフロントデスクがあります。
私「宿泊のうるると申します。」
スタッフ「お待ちしておりました、うるる様。
     本日はクラブフロアのお部屋にお泊まりですので、
     チェックインは53階の専用ラウンジでお手続きさせていただきます。
     専用エレベーターで53階まで御案内したします(笑顔)。」

DSCF7653.jpg
53階のクラブラウンジ。
これこそが、
「ホテルの中のホテル」と呼ばれるようになったリッツ・カールトンの伝統。

DSCF7648.jpg
ウエルカムドリンクをいただきながら優雅にチェックイン。
主人はアイスティー。
私は絞りたてのグレープフルーツジュース。
ジュース・・・ツブツブ感があってすっごく「生」な感じで美味しい〜
クラブフロアのゲストのみがご利用できるクラブラウンジでは、
しぼりたてのフレッシュジュースやソフトドリンク、紅茶、コーヒーが楽しめ、
1日5回のフードプレゼンテーションでは時間帯に合わせた軽食メニューを終日ご用意。
ご自宅のリビングルームのようにおくつろぎいただけます。
【時間】 ご朝食 7:00〜10:30 / お昼のご軽食 11:30〜14:00 /
アフタヌーンティー 14:30〜16:30 /カクテルタイム17:30〜19:30 /ナイトキャップ20:00〜22:00

チェックインした15時半はちょうどアフタヌーンティーの時間でした。
スタッフ「あちらのテーブルにアフタヌーンティーのお菓子をご用意しておりますので、
     お時間がありましたらドリンクと一緒にどうぞ召し上がって下さい。」
夫・私「わ〜゚.+:。 ヾ(・ω・)ノ゚.+:。 」  
   
DSCF7646.jpg
夫は、モンブランタルト・生ハムのカナッペ・サンドイッチ
栗のがとっても美味だったそうです。
今見ると・・・私も食べておけば良かった〜(T_T)
立派な渋皮栗とモンブランペーストのうねうねがぁぁぁ〜たまりません。

DSCF7649.jpg
私は、レーズンのスコーン・ベリーのパンナコッタ・抹茶のエクレア
スコーンがホカホカでうっま〜幸せ〜(>_<)
ちゃんとクロテッドクリームも供されています。

DSCF7651.jpg
大きな窓から広がる都心のダイナミックな眺望とともにゆったりとしたひとときをお過ごし下さい。
【クラブラウンジご利用上のご注意】
※ ザ・リッツ・カールトン クラブラウンジは全席禁煙となっております。
※ 20:00以降は16歳以上のお客様のみご利用いただけます。予めご了承ください。
※お子様は次の料金でクラブラウンジにご同行いただけます。
5歳以下:無料 6歳から11歳:3,150円 12歳以上:18,900円(税込み・サービス料別途)

DSCF7906.jpg
スタッフ「それではお部屋へ御案内します。」

DSCF7673.jpg
入り口から見た室内。
左手すぐに広々なバスルーム。
奥にベッドルーム。

DSCF7677.jpg
クラブタワーDXキング(53階・52平米)。
スタッフ「東京で一番高い建物の最上部に位置し、
    東京タワーやレインボーブリッジ・お台場さらには横浜方面まで一望できます。
    快晴の日には東京湾の水面が朝日に照らされ、
    また夜には東京タワーをはじめ煌く夜景がまるで宝石箱のようです。」
特に東京タワーが見たかった訳ではないのですが、
ご好意でこちらのお部屋を用意していただきました。
その他に新宿方面・皇居外苑・富士山などが見られるお部屋があるようです。

一通り室内の説明を終えて、
スタッフ「他に何かお手伝いできることはありませんか。」
私「ありがとう。今のところ大丈夫です。何かあったらまたお願いしますね。」
スタッフ「ターンダウンが17時半から順次始まりますので、
     よろしかったらその間ラウンジのカクテルタイムにお越し下さいませ。」
私「はい、是非伺います(笑)」
スタッフ「「お待ちしております。」

DSCF7679.jpg
ベッドはシーリー。
ウエスティンのヘブンリーと比べるとやや柔らかめ。

DSCF7681.jpg
ソファ。ここからの眺めはとても良い。

DSCF7685.jpg
大用量のクロゼット。
この中の引き出しには・・・
DSCF7687.jpg DSCF7877.jpg
シューシャインサービス用袋&靴磨きグッズ       パジャマ
大体の高級ホテルにあるオリジナル紙バッグがないのがちょっと悲しい。
お土産を入れたり帰りのパッキングの際に何かと便利。
今回は特に荷物が増えなかったので頼みませんでしたが、
欲しいときは言えばもらえるのかな。

DSCF7678.jpg
使いやすいデスク。
PCも無料で繋げます。
お洒落なんだけど使い勝手が良い。

DSCF7691.jpg DSCF7700.jpg
DSCF7698.jpg DSCF7699.jpg
DSCF7891.jpg DSCF7887.jpg
バー&冷蔵庫周り 使われている食器にもリッツのライオンマークが施されている。


DSCF7701.jpg
「部屋」だと言っても良いくらい広いバスルーム。
ここに一日中いても大丈夫そうだわ。

DSCF7704.jpg
向かって左には、バスタブ&トイレ&シンク①。
バスタブにはバスピローがあるので頭が楽です。
バスソルトが用意されていると完璧なのになあ。

DSCF7702.jpg
向かって右には、シャワーブース&シンク②&TV

DSCF7873.jpg
シャワーブースの中。
天井にレインシャワー設置。
これとっても気持ちよくって好きなので嬉しい♪

DSCF7718.jpg
シンクはダブルシンク。
夫婦が同時進行で準備できるのは有り難い。

DSCF7708.jpg
アメニティ類も2人分。
包装もしっかりだけど、中身も結構しっかりしたもの。


勝手に!室内のお気に入り物品ランキング♪
DSCF7725.jpg
NO.1バスローブ
これね!裏が薄いタオル地で表がシルク風サテンで軽くってスゴイ着心地が良い!
3万円くらいするので購入断念しましたが、
ありがちなごわごわバスローブの「着られちゃってる」感がなくって、
ちびっ子でも大人っぽく着られるという素敵な配慮が!

DSCF7726.jpg
NO.2スリッパ
弾力たっぷりのふわふわスリッパ(持ち帰り可)
履いていて気持ちが良い。
歩き疲れた足裏を優しく労ってくれます。
普段はホテルのスリッパに見向きもしない私ですが、
これはお一つ頂いてきました。
帰りの新幹線で履き替えてリラックスできました〜。

DSCF7874.jpg
NO.3ブラシ(持ち帰り可)
ホテルでこんな立派なブラシをお見かけしたことがありません。
お揃いで櫛もありましたが、プラスティックではなく木製。
ゆっくりTV見てバスに浸がりながら、
このブラシで髪をとかしたり頭皮をぽんぽんとマッサージする時間が楽しかった。

DSCF7715.jpg
NO.4ブルガリのアメニティ(持ち帰り可)
シャンプー&コンデョショナーと写真はないのですがバスジェル。
使用感はまあ悪くはないという程度で、
持参したもののほうが使い心地はいいのですが、
香りが良いのでお気に入り。

DSCF7688.jpg
NO.5アナログ時計
ホテルってデジタル表示が多いのですが、
リッツは2種類あって快適でした。
時間を、量的ではなく感覚的に捉える私にとって割と重要なもの。

おまけ:男性用シェーバー
なんと三枚歯の立派なカミソリだったそうです!
ここにまで気を遣って用意されているとは・・・夫婦で息を呑んだ瞬間。
私が使っていないため惜しくもランキング外となる。

眺望
DSCF7665.jpg
眺め1
正面の東京タワー(汐留や奥には羽田空港)
きっと、ソウル行きのアシアナ機も飛んでいたことでしょう〜。

DSCF7666.jpg
眺め2
タワー右側(森ビルや新宿方面)

DSCF7672.jpg
眺め3
タワー左側(銀座方面)

DSCF7658.jpg
「わわわ〜宇宙船だ〜!」と大はしゃぎの私。
「あれさ・・・飛行船だよ・・・飛行船。」と冷静に間違いを正してくれる夫。
確かに、こんな頼りないスピードで宇宙には行けない(汗)

DSCF7661.jpg
ふわ〜りふわ〜りと目の前を飛んでいました。
ダイワハウチュ
役所広司風でお願いします


お部屋の撮影をし終わって時計を見ると既に16時半すぎ。
お昼寝をしたくなった私たちはクラブラウンジ直通へダイヤルしました。
コンシェルジュ「はい、うるる様。」
私「少し疲れて眠りたいので、17時半からのターンダウンは後にして下さいますか。」
コンシェルジュ「かしこまりました。ターンダウンが必要になりましたら御連絡下さい。
         お疲れで具合の悪いところはありませんか。」
私「具合は大丈夫です。ご心配ありがとうございます。」
コンシェルジュ「それでは、おやすみなさいませ。」
こういった、+αの配慮のある言葉が嬉しかったです。


夜の徘徊のため1時間半ほどお昼寝(^^)
続きは②へ。。。
[PR]

# by exia00 | 2009-11-21 09:41 | 東京2009-10
2009年 11月 13日

芸術&美食の秋〜ザ・リッツ・カールトン東京&ハプスブルク展〜

10月に行って参りました東京。
といっても1泊の弾丸旅行ですが・・・(^_^;)

今回は、六本木界隈を中心に過ごしてきました(^^)/
メインは、ザ・リッツ・カールトン東京&ハプスブルク展(国立新美術館)になりますが、
恵比寿でのランチ、西麻布でのワインバー、秋葉原散策などもありです。


DSCF7606.jpg
朝ごはんは駅弁ちゃん♪

DSCF7610-1.jpg
「伊達幕」1100円
①白米(特別栽培米宮城大崎 平野のひとめぼれ)
②鯛味噌(おしか商店/2002年第28回宮城県水産加工品品評会 宮城県知事賞受賞)
③鮭の仙台味噌漬焼き(子籠鮭見立て)
④白玉団子ずんだ掛け
⑤軟骨入り鶏つくね
⑥帆立のカピタン漬
⑦牛肉野菜巻き
⑧凍み豆腐の煮物
⑨地場の青菜三色浸し辛子添え
⑩伊達巻き
たくさーんのおかずが可愛らしく鎮座。
『みちのくならではの海・山・里の食材と、遠い藩政時代から伝わる料理献立の数々を
仙台・宮城の歴史的象徴である伊達政宗公の想いに重ね、今の時代に盛り込みました。
藩政時代からの料理献立も取り入れ9品の味覚を取り揃えました。』とのことです!
うんうん、駅弁にしてはお味も良い感じではないでしょうか(^^)



今回の旅程は・・・

宿泊:ザ・リッツ・カールトン東京(ミッドタウン内) クラブDXダブル(東京タワービュー) 
1日目:所用で自由が丘(どこも寄れず(T_T))→渋谷「カフェマメヒコ」
   →主人と合流後、恵比寿フランス料理「Artichaut(アーティショー)」でランチ
   →リッツへチェックイン→ホテルでまったりお昼寝後、クラブラウンジでカクテルタイム
   →西麻布ワインバー「Elevage(エレヴァージュ)」→恐怖!夜中2時のラーメン屋(滝汗)
2日目:クラブラウンジで朝食→朝風呂&昼間までお部屋でゆっくりタイム
   →国立新美術館でハプスブルク展→美術館内「サロン・ド・テ ロンド」でカフェ
   →ミッドタウン内韓国料理「テナム」で遅めランチ
   →秋葉原でガンダム三昧→帰宅



詳細記事UP前に・・・チラ見せっ


六本木「ザ・リッツ・カールトン東京」→一休.comから予約しました。
DSCF7677.jpg
クラブDXダブル(東京タワービュー)のお部屋(53階)。

DSCF7778.jpg
眼下に東京タワーが。
汐留や羽田なども見えます。

DSCF7653.jpg
1日5回のフードプレゼンテーションが行われるクラブラウンジ(53階)
「おかえりなさいませ、うるる様(微笑み)」
この温かい言葉が聞きたくてまたリッツへ帰りたくなっております。


渋谷「カフェマメヒコ」→カフェマメヒコHP
DSCF7616.jpg
店員さんが可愛らしくて珈琲が美味しかった☆
本店は三軒茶屋のようです。

恵比寿フランス料理「Artichaut(アーティショー)」→ぐるなび「Artichau」
DSCF7633-1.jpg
美味しい野菜もりもりフレンチでした。
肉もじゅわ〜としていて美味かったなあ〜。

西麻布のワインバー「Elevage(エレヴァージュ)」→食べログ「Elevage(エレヴァージュ)」
DSCF7807.jpg
お若くて素敵なご主人のお店です。
ここは、東京に泊まる際には再訪したいお店ナンバーワン。

DSCF7808.jpg
泣く子も黙るペトリュス様(ヴィンテージは1979)
一生縁が無いワインだと思っておりましたので号泣(T_T)


「六本木の何とかっていうラーメン屋」
DSCF7822.jpg
・・・そんな素晴らしいワインの後に食べてしまったコッテリ濃厚ラーメン(爆)
よりによってさ〜ネギがたくさんなのよね〜(゜д゜)<あらやだ〜
せっかく余韻と共に就寝しようと思っていましたのに〜口内はネギ臭に犯されました(笑)


「国立新美術館」→国立新美術館HP
DSCF7935.jpg
ホテルからは歩いて10分くらい。
今回のホテルは、この美術館からのアクセスが良くって決めたものです。

DSCF7936.jpg
ハプスブルク家が趣味で集めた美術品よりも、
宮廷お抱えの絵師によって描かれた、
肖像画の素晴らしさが際だっていたように感じました。

ミッドタウン内「韓国料理テナム」
DSCF7954.jpg
味は・・・んー普通かなあ。
やっぱり新大久保に行かなきゃダメかしら。
*特筆するべき事はないので記事にはしません。

秋葉原「ラジオ会館」→ラジオ会館HP
snap_ururuasa_200911516934.jpg
パーツ屋さんやフィギュア屋さんなどがひしめき合うビル。
ガンダムOO(ダブルオー)の刹那・F・セイエイが乗っておられます、
ガンダムエクシアの洗練されたお姿に夫婦して「萌えー萌えー」と興奮。
残念ながらお写真やお触りはNGです。
*アキバは写真が少ないというかほとんど無いので記事にはしません。


ホテルライフ・ワイン・美術鑑賞(含:ガンダム)という、
私達のやりたいことが詰まった2日間でございました〜。
旅行記はホテルライフから綴っていこうと思います
[PR]

# by exia00 | 2009-11-13 17:25 | 東京2009-10
2009年 11月 06日

BOUCHON〜有機野菜と有機ワインの夕べ〜

BOUCHON〜有機野菜と有機ワインの夕べ〜   満足度:★★★★★
*2009.9下旬来店

毎回楽しみにしているBOUCHONさんの企画ものディナー。
今回は、宮城県・村田町の「ボンディファーム」の有機野菜を主役にして、
イタリアの有機ワインとのマリアージュを楽しむという愉快な企画です。
DSCF7073.jpg
もともと、私は「有機」だとか「自然派」とか、
そういうスタイルを「売り物」にしちゃっているのを嫌っていたのですが、
薬品や化学肥料で毒されていない自然のサイクルの中に生きている野菜たちは、
本当に驚くほど美味しい!
えぐみさえも自然の恵みなのだなと感じることができるのです。
味が濃いとか、甘味や酸味や苦味のバランスが良いとか、
そういうちっちゃいことじゃなくて、
食べると野菜から元気を与えて頂いたような気持ちになります。
雑草や虫などあらゆる生物が生き生きと活動できるような、
健全な土壌があってこそ育まれるお野菜たちは何て贅沢なのだろうと思います。

More 美味しいお野菜とワイン、出会いと共に。
[PR]

# by exia00 | 2009-11-06 16:20 | ワイン
2009年 10月 25日

家ごはん〜日本酒と塩辛の今宵、おまけのはらこ飯〜

ブログ名に「ワイン」という言葉を連ねていますが、
ワインと同じくらい日本酒も大好きなうるる家です(^^)/
この頃はめっきり冷え込んできて、
心からお燗が美味しいと思える季節になってきましたね。
IMG_0729.jpg
メインは、スルメイカ三昧(塩熟成の炙り・酒茹で・小判寿司直伝の塩辛)。
八代亜紀さんの『舟歌』を口ずさみながらいただきましょう。
お酒はぬるめの燗がいい〜肴はあぶったぁイカでいい〜
(中略) しみじみ飲めば〜しみじみとぉ〜ぉぉぉ〜想い出だけが〜行き過ぎるぅぅぅ〜

子供の頃は、
「女性が日本酒なんか飲んで。しかも炙ったイカだなんてはしたない!」と思いましたが、
今なら八代亜紀さんが「肴は炙ったイカでいい」と断言されるお気持ちが分かります!
炙りイカの旨いことこの上無しです。

その、炙りイカに負けないくらい旨かった「小判の塩辛」。
先日伺ったお気に入りお寿司屋・小判さんから教わった「塩辛」に挑戦してみました。
塩辛を食べるのも初めてでしたが、今回作るのも初めて!
ご主人のアドバイスを守って、私でも美味しく作ることができました(^^)
小判寿司の記事

「小判直伝の塩辛」
IMG_0735.jpg
【材料】
刺身用スルメイカ・・・2杯(身が1杯分 肝が2杯分)
塩・・・適量(たくさん)  
柚子・・・すしおろしをお好みの量
一味唐辛子・・・適量
醤油・・・数滴

【作り方】
1.イカは捌いて皮をむき胴体と肝とゲソ・エンペラに分ける。
  ゲソとエンペラは使わないので、唐揚げや塩ゆで用などにして下さい。
2.肝に塩をします。  
  肝が隠れるほど両面にこれでもかって程の量の塩をかけて丸一日冷蔵庫へおきます。
  これを怠ると生臭さ満点の塩辛になるので注意!!
3.皮をむいた胴の部分は洗って水気を取る。
  水気を完全に飛ばすために風通しの良いところで半日〜一日干す。
  ちゃんと干さないと出来上がった塩辛が水っぽくなり保存もできなくなるので注意!!
4.干したイカを細く切る。
5.塩した肝を開く。
  肝の周りについた塩をさっと短時間で洗い流して水分を拭き取り、
  外側の薄皮に包丁を入れて肝の中身を包丁の背でこそぎ取る。
6.取り出した肝を滑らかになるように包丁で叩いて濾す。
  (匂いがつくので100均の小さな濾し器でも買って下さい。)
7.肝と切った胴を混ぜ合わせる。
8.すりおろした柚子と一味、
  お好みでほんの数滴お醤油を入れる(これは私のアレンジ)。
9.1日1回は混ぜて4〜5日熟成させて出来上がり。
  かき混ぜないと肝の脂と身の水分が分離して腐りやすいようですので注意!!
  その日に召し上がってもOKですが、熟成させたほうがまろやかになります。

そのまま食べるのが美味しいですが、
じゃがバターにトッピングして食べたり、
残ったゲソやエンペラと一緒に炒めてコクのある味付けにしても美味しいです。

この日の日本酒たちはコチラ!
この時期ならではのお楽しみ「ひやおろし」2つと古酒1つ。
IMG_0726.jpg
●遊穂 山おろし純米 無ろ過生詰原酒 ひやおろし 御祖酒造(石川)
 使用米:麹米:五百万石/掛米:能登ひかり 精米歩合:麹米:60%/掛米:55%
 日本酒度:+5 酸度:2.3 AL:18.7度
 フルーティーな香りが印象的。
 爽やかなキレとアルコール感の後に続くポンと下に沈む甘味が良いですね。
 塩辛に良くあっていました。

●花陽浴 袋吊斗瓶囲無濾過純米吟醸原酒 ひやおろし 南陽醸造(埼玉)
 使用米:山田錦  精米歩合:55%  日本酒度:+4 酸度:1.7 AL:16〜17度
 これは最初に甘味のアタックがあり終わりに向かってキレのある酸が姿を現します。 
 ちょっと見づらいのですがラベルが洒落ているんですよ。
 ラベル右下に切り抜かれている紅葉が、ひやおろしの札上にちょこんと貼られています。  

●達磨正宗 五年古酒 白木恒助商店(岐阜)
  使用米:日本晴 精米歩合:70% AL:17度
  五年以上熟成させた酒を4種類ブレンドしてあります。
  上等なみりんや生木のような香り。まるで紹興酒のような味わいです。
  中華料理や甘辛い料理にあうと思います。


3種類どれも気に入ったのですが、
後日この古酒に合わせて作ったのがコチラ。

宮城郷土料理・亘理名物『はらこ飯』
IMG_0776.jpg
鮭の煮汁を加えた炊き込みご飯の上に、鮭の身とはらこ(イクラ)をのせたもの。
白米にイクラや鮭の切り身をのせた「鮭イクラ丼」などとは一線を画します。
はらこ飯は、仙台藩主「伊達政宗」が貞山堀の工事臨検に訪れた際、
亘理荒浜の漁民が献上したのが始まりと言われているようです。
宮城県民は、家庭でも秋になるとこの「はらこ飯」を作って楽しむのですよね。
イクラ大好き夫にはイクラてんこ盛りにして出します。
汁物は、舞茸と布海苔のお吸い物。

DSCF7556.jpg
私は、イクラ控えめ米多めが好きなのでこんな感じ。
鮭からでるお出汁がコメの一粒一粒にまでしみ込んでウマーイ!
深い味わいの古酒がとてもよく合います。

和牛の仙台味噌漬け焼き
IMG_0769.jpg
こちらも古酒に合わせて仕込んでいた味噌漬け牛。


熱燗やひやおろしが美味しいお楽しみの時期が到来。
これから、あん肝やカワハギの肝などと合わせて、
どんな日本酒を飲もうかウキウキして堪りませんね♪
[PR]

# by exia00 | 2009-10-25 23:28 | 日本酒
2009年 10月 20日

小判寿司(こばんずし)

小判寿司      満足度:★★★★★
(*10月中旬来店)

昆布〆にしたり醤油漬けにしたり、
タネにさまざまに「仕事」を施すのが江戸前寿司ですね。
仙台にも「三陸前」と呼ばれる寿司はありますが、
ネタの良さに頼っているためか面白みが感じられないなあというのが私個人の感想でして、
食べるなら「江戸前」の職人技を堪能しながらいただきたいと思っています。

仙台の江戸前寿司の中でも「味・値段・雰囲気」ともに満足できる「小判寿司」さん!
真面目に丁寧に仕事を施したお鮨がとても手頃なお値段でいただける「うるる一押し」のお店です。  
DSCF7493.jpg
            美味しいものがひしめき合う「文化横丁(ぶんよこ)」にあります。

派手ではないけどキラリと光る心意気があるそんな旨さがあるお鮨に出会えますよ(^^)
酒好きに嬉しい宮城の地酒も豊富にあります
こんなに宮城の地酒を網羅している寿司屋はちょっと見かけません。
そして、女性一人でもカウンターで握りをいただけるくらい和やかな雰囲気は、
ご主人の温かいお人柄のおかげでしょうね。
私が初訪問した時はお一人様ランチでしたが、
一見さんだったにもかかわらず気さくに話しかけて下さって良い気分で食事できたことを憶えています。

*お鮨やさんは基本的にカウンターでの食事で他のお客様もいらっしゃるため、
ほとんど写真をとったりしないのでブログ記事にはしないのですが、
「小判」さんの名前を紹介する事が多くなったので今回だけ記事にしてみたいと思います。
場の雰囲気を壊さないため、
シャッターはフラッシュなしで一度限りですので、
見づらい写真があったらごめんなさいです(汗)



1階カウンター席とつけ場。
ネタケースの中には氷が敷かれています。
DSCF7461.jpg
おきまり
握り:「広瀬(1,575円)」、「みちのく(3,150円)」、「仙台(4,200円」、「政宗公(5,250円)」
つまみと握り:「松島(5,250円)」、「蔵王(6,300円)」、「伊達62万石(10,500円)」。
昼も夜もおきまりは同じ値段ですが、お昼はお椀がつきます。
女将さんのあら汁が旨いので昼にも行きたくなる(^^)

うるる家は、その日の懐具合に合わせて「おきまり」の中から頼みます。
そして、その時のお腹の空き具合で「鮨中心で」とか「つまみ中心で」とか相談します。
鮨だけのおきまりもありますので飲めない方でも安心。
もちろん、お好みで頼んでもOKです。

小判さんのいいところは、
時価もしくはいくらか分からない「おまかせ」が基本なのではなくて、
値段が決まっている「おきまり」がちゃんと壁に明示されているところ。
これなら明朗会計でお勘定を気にせずお食事できますね(^^)/
お昼にはビジネスの方が、
ランチ限定の800円〜のちらし寿司を召し上がったり、
1000円〜の握りで元気をチャージされていますよ♪


DSCF7457.jpg
寒い日でしたので、
お燗をいただいて体をほぐしていきます。
小僧山水 純米 :一迫(金の井酒造)・・・「綿屋(わたや)」なども作っていますね(^^)
精米歩合:60% 日本酒度:+4 酸度:1.6
スッとしたキレも感じますが優しい膨らみがある上品な旨口。
お燗をつけてもらうと、ことさら純米らしい米の香りが立ち上ってきます。

つまみと鮨のおきまり 「蔵王」 6300円
【おつまみ】
一品目
DSCF7453.jpg
白魚(生)

DSCF7454.jpg
白魚(酒蒸し)

DSCF7455.jpg
漬けマグロ

DSCF7456.jpg
もってのほか(お浸し)

DSCF7458.jpg
蒸し雲丹

DSCF7460.jpg
大吟醸の酒粕で漬けた鱈子
美味しくておかわりしました(^^)
日本酒に合うのだもの。

DSCF7477.jpg
金龍 純米吟醸:一ノ蔵
精米歩合:55 日本酒度:+3 酸度:1.7
太さを感じるけど重くはない、
さらりとしてはいるけど軽くはない・・・、
けれども決して愚鈍な感じではなく、
口の中で舞い上がるような酒。
重めの純米も良いけど、
鮨と合わせるにはとても良い重量感だと感じました。


【お鮨】
赤酢と塩のみで合わせ酢を作り砂糖を利用しないのが伝統的な江戸前といいますが、
小判さんの舎利も赤酢を強めに利かせてある甘さがかなり控えられたものです。
白酢・塩のほかに砂糖を混ぜた合わせ酢でつくる現代風の甘い舎利に慣れていると、
最初はビックリなさるかもしれませんが、
赤酢のコクと酸味が仕事を施されたネタとても良いバランスです。
握り加減も、口の中ではらりとほどける良い塩梅。
煮きり醤油が刷毛でぬられていますので、
出されたらそのままいただきましょう。
DSCF7462.jpg
小肌(2枚)新子の時期が終わっちゃいました。
小肌を食べればその店の腕前が分かるという方もいますが、
文句の付けようがない完璧な〆加減です。

DSCF7463.jpg
べっ甲ソイ
ソイの中でもこのべっ甲ソイが一番美味しいらしいです。
コリコリとよい食感。
塩と酢橘でいただきます。

DSCF7465.jpg
鱒之介
とろけるね〜。脂が旨い!
所謂、キングサーモンの一種です。
サーモンの臭みが苦手な私ですが、
旨味以外の余計な臭みは一切感じません。

DSCF7467.jpg
鯖(昆布のせ)
これ、最高に旨い!!
昆布の香りとやや強めの〆加減の鯖が融合。
鯖は少し干してから漬け酢の入れてるのかな?
身が締まっていて脂がさらさらしている。

DSCF7470.jpg
〆鯖つまみ
あー、酒がどんどんなくなるよー(>_<)

DSCF7471.jpg
赤貝
名物の一つ。閖上産の赤貝。
閖上産は香りが良いので有名ですね。
東京の高級寿司屋にほとんどが流れちゃうようです。

DSCF7472.jpg
するめいか(茹で)
山葵醤油で。

DSCF7473.jpg
赤貝のヒモ
細く巻かれた海苔の香りがまた良い!
歯ごたえ満点のヒモの香りもとても良い。

DSCF7478.jpg
ミョウガのお醤油漬け
こういう箸休めが嬉しい。
シンプルにミョウガの旨さが味わえる。

DSCF7479.jpg
スルメイカ(酢味噌)

DSCF7476.jpg
笙鼓 純米大吟醸:一ノ蔵の蔵元最高峰酒
精米歩合:35% 日本酒度:-1〜+1 酸度:1.1〜1.3
本当は食前にきりりと冷やして飲みたいお酒。
ですが、最後に来て目にとまったので頼んでみました。
一ノ蔵ってほとんど飲まないのですが、
この大吟醸は35%まで米を削っているのに、
香りが全面に出るのではなしに随分と米の旨味を感じます。
白木蓮のような香りのする大吟醸。
もったいないけど、食中にもいけると思います。

DSCF7480.jpg
中トロ
うんうん!もちろん旨い!
今日は控えめな中トロさんですね。
いつもだと蛇腹なゴージャスなヤツがでてきます。
寝かせ方がいいのか、口に入れたときのなじみ方に恍惚。

DSCF7481.jpg
スルメイカ
隠れた名品!
あまーくて濃いお味は、赤酢舎利にも負けていません!
烏賊の歯ごたえはありますが滑らかな舌触りに悶絶。

DSCF7482.jpg
焼き穴子
塩でいただきます。
ちょっと香りが弱いかな。

DSCF7484.jpg
穴きゅう
濃いめの煮詰めでいただきます。
純米酒が欲しいね。

DSCF7485.jpg
車海老(蒸し)
江戸前と言ったらコレを食べなくちゃ。
生きているうちに茹でた証拠に、
ちゃんと頭のギリギリでムキムキされています。
線維の具合が良いですね。

DSCF7487.jpg
マンボNo.5(筋子ときゅうり)
へえ〜、そういう名称があるのですか〜という話題から追加してもらったもの。
筋子が少ししょっぱいかな。
もう少し、塩分控えめの方が好き。

DSCF7488.jpg
塩辛
人生初!の塩辛。
市販のものは食べる気がしなくて、
これまで未食でした。だって、見た目が・・・ねえ。
「塩辛、食べたことが無いんですよ。」と打ち明けたら出てきました。
しかし、小判の塩辛は旨かった!
塩辛好きの主人曰く、
「こんなに旨い塩辛は滅多にない。これでデビューできて幸運。」と言わしめたほど。
臭みをほとんど感じない塩辛は、
柚子と一味が利いている爽やかなお味。
いやー、旨いです。
ご主人に作り方を教わったので、後日レポしたいです。

DSCF7490.jpg
玉子

DSCF7491.jpg
かんぴょう
〆はご主人のコレでなくちゃ。
こちらのかんぴょうが大好物です。
かんぴょうが美味しくない江戸前寿司屋は論外だもの。


今回も、たくさんいただいて満腹満足の一夜でした。
なんと、これで諭吉2人でちょっぴりおつりがきます!
(何だか、今回は少しサービスしてもらったような気がするけど・・・)
お勘定するときに申し訳なくなるほどです。
仙台でも東京でも、
お金を出せばもっと良いお鮨を食べられるかもしれませんが、
一人壱万円でこれだけのものを出して下さる寿司屋は、
なかなか見出しがたいのではないでしょうか。

寿司屋に行くことが特別な行事ではなく、
その時の旬を鮨で感じるという日常に寄り添っている「小判寿司」さん。
季節毎の楽しみとして何度でも足を運びたくなる、
うるるオススメのお店でした。

DSCF7497.jpg
文化横丁のネオン。
なんだか昭和〜って感じで落ち着きます。


【お土産編】
太巻き 800円だったかしら?
DSCF7501.jpg
大好きなかんぴょうと穴子が入っている
地味なんだけどじんわりと旨。

ちらし寿司2500円(1200円・1700円・2500円の3つ。値段の差は具による。)
IMG_0548.jpg
江戸前らしく全て仕事がされた具。
鮑・筋子・小肌・蒸し海老・煮穴子・白魚・カステラ・練り物・椎茸・ガリ・でんぶ・蓮根など、
たくさんの具が入っています。
1200円のちらしはコチラ→小判寿司 お持ち帰り

「小判寿司」
住所:宮城県仙台市青葉区一番町2-3-41(文化横丁内)
電話:022-222-0354
営業時間:(昼)11:30〜14:00 (夜)17:00〜22:00
定休日:日曜、祝日
小判寿司HP
[PR]

# by exia00 | 2009-10-20 17:08 | 寿司